Ozawa Laboratory
~Hadron Physics, QCD, Nuclear Experiment~
ようこそ小沢研究室へ
我々の研究室では、高密度クォーク物質相の発見・探究を目指して研究を行っています。 通常の真空中では、クォークは常に陽子・中性子などのハドロン内に閉じ込められ、その自由度を失っていますが、 例えば中性子星内部などの高密度下では、クォークが自由度を獲得し多様な物質相が現れると予想されています。 そのようなクォーク物質相の持つ特異な性質や相変化に伴うハドロン質量の獲得機構を研究するため、 原子核や高密度クォーク・ハドロン媒質を用いた加速器実験を推進しています。
大学院進学を希望する方へ
当研究室では、強い相互作用をする物質の諸相を実験的に解明するために、様々な実験を推進しています。 そのため検出器の開発や、加速器を用いた実験、データの解析等、ハドロン・原子核実験の一連の流れを経験することができます。 特に、J-PARCの高運動量ビームラインで行われるE16実験はいままさにデータ取得を開始した段階であり、学生が中心となって大きな役割を果たすことができます。 詳しく知りたい方、施設見学などの希望は小沢(ozawa_at_post.kek.jp)までご連絡ください。